Quiet 内向型人間のすごい力

「内向型人間のすごい力」by スーザン・ケイン

読めば読むほど、自分は内向型だな、と思う。外向型に対する表現で、これはと思ったのがこちら。

サイコパスとヒーローは「同じ遺伝子の幹の小枝」

— デヴィッド・リッケン

内向型人間には厳しいアメリカ

10年くらい前に初めてアメリカに行った時、ウェイトレスからホテルの受付まで、「訓練」の賜物かも、とつい思ってしまうほど素敵な笑顔と声掛けに驚いたものです。海外ドラマ見ていてもアメリカのカジュアルな会話、パーティー、スピーチ、評価されるピジネスパーソンの姿、どれもこれも結構「典型的」な外向型が多いように思います。

そんなアメリカにも、実は「内向型」はいるし、彼らには彼らなりの良さとパワーがある、ということを大真面目に語ってくれたのがこの本。

「はじめに」の24ページから25ページに、内向型かどうかをチェックする20の項目があります。私はかなりの数に当てはまる。笑 本屋などで試しにやってみてください。

自称「内向型」でも講演をこなしていたり、パーティーを乗りきったりできる人が多いのはなぜか、また、仕事でそういう自分を見せなくちゃいけないときのコツ、のようなものまで、内向型の著者ならではの視点で描かれています。

外向型が悪いわけではない

なんか、冒頭に紹介したサイコパスとヒーローは紙一重、みたいな表現も含めて、ともすると「外向型」は繊細さのかけらもない鈍感なアメリカン・ヒーロータイプなの、と思っちゃいましたが、まぁそこまでひどいことは書かれていません。ただ、内向型万歳、な本であることは確かなので、どっちかというと「内向型」の人自身におすすめ。もちろん、そういう部下、上司、同僚、家族を持つ人にも、これを読んでみてほしいです。うつ病と同じで「頑張れ、気合でなんとかなる」という世界ではないのです。

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