Jesus Jones – Passages

20 April 2018

Jesus Jonesのアルバム、Passagesがついにリリース。Amazonでも輸入盤とUnlimitedでの取り扱いがあるし、iTunesでは1500円で購入可能。私はPledgeで購入済みのはずなんだけど、いつ届くのかなぁ。とりあえずiTunesで全曲プレビューしておく。

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ソロ

ラーナー・ダスグプタ著

前半は、ブルガリアのソフィアに住む盲目の老人ウルリッヒが自分の人生を振り返る。90歳を超える人生で、化学に魅せられながら夢破れることの多かった彼が見ていた白昼夢が後半。前半の現実の人生の、なんでそこで諦めてしまうんだろうと言いたくなるくらいじれったいところは、実は「ほんとうの暮らしなんてそんなもの」と思わせる。一方で、白昼夢の物語がいかにも「夢うつつ」みたいな語りからどんどんリアルなものに変わっていく様子が、次第に夢に支配されていく盲目の老人の頭の中を本当に覗いているみたいな気分になる。漫画を描いていたころ、仕事の合間や通勤時間などにずーっと物語の展開を考えていたけれど、なんだかそのときを思い出す。だんだん物語やキャラクターが一人歩きしていくときがある。それがリアルな夢になったり、起きたときにどんどん忘れてしまってイライラしたり。

「東京へ飛ばない夜」という前作も読みたいけど、翻訳版はもう中古でしか手に入らないみたい。最近の翻訳小説の世界はこういうの多いな。出会ったときが買い時、読み時。あとで知った作家さんだと過去の本がもう手に入らない。